リンローナ「ゆうべの雷、すごかったね〜」
タック「ええ。空が紫色になりましたね」
ルーグ「おはよう」
タック「おはようございます、リーダー」
リンローナ「おはよー」
ルーグ「よく眠れたか、リンローナ？」
リンローナ「うん、あたしは大丈夫だけど……」
タック「どうかされましたか？」
リンローナ「お空が……平気かなって思うんだ。変かな？」
ルーグ「お空？」
リンローナ「うん。あんなに切り傷みたいに雷が走って……」
タック「確かに、すごい光の軌跡でしたね」
ルーグ「音も、空全体が震えるようだった」
リンローナ「何だか痛そうだなって思うんだ」
タック「うーん。なるほど」
ルーグ「……」
タック「でも、あれを見て下さい」
リンローナ「うわぁ〜、まぶしいっ」
タック「もう、あんなに美しい青空ですからね」
リンローナ「うん」
タック「心配要らないと思いますよ」
リンローナ「……そうだね。大丈夫だよねっ！」
ルーグ「いつも以上に、青々とした空だな」
タック「ええ！」
|
