■ 宗谷本線・下沼駅の思い出 ■

 2003年 9月22日(概要執筆中)

[2003/09/22]
[動画]
 宗谷本線「下沼駅」の思い出
(「時空浪漫」シリーズ・第8作)

[2003/09/22 / 13:11]
 宗谷本線・美深駅

 2003年、秋の連休に北海道を訪れた。

 宗谷本線・美深駅からキハ54に乗車。
 稚内方面に向かって北上した。

(2016年現在、この時間帯に列車はない)

[2003/09/22 / 13:59]
 宗谷本線・音威子府駅⇒筬島駅

 音威子府を過ぎると、天塩川沿いに走った。

(筬島駅も廃止の候補に挙がっている)

[2003/09/22 / 15:41]
 宗谷本線・南下沼駅

 在りし日の南下沼駅に停車。
 短い板張りの駅だった。

[2003/09/22 / 15:41]
 宗谷本線・南下沼駅

 粗末な待合室が夏草に埋もれていた。

(2006年3月18日廃止)

[2003/09/22 / 15:44]
 宗谷本線・下沼駅

 美深から稚内への移動途中に降り立った。

 駅名の由来となっている「パンケ沼」(下沼)と「名山台展望台」の観光目的である。

 この駅に観光目的で下車した経験がある人は、とても少ないと思われる。

[2003/09/22 / 15:45]
 宗谷本線・下沼駅

 乗客の減少のため、下沼駅は2017年3月に廃止予定となっていた。(⇒その後、幌延町が維持費を負担することで継続)

 私がこの駅を再訪する機会は、おそらく、ない。

 いま思えば、一期一会だった。

[2003/09/22 / 15:46]
 宗谷本線・下沼駅前

 牧草地と牧草ロールが、道北らしい風景だ。
 そして開放的な青空が広がった。

[2003/09/22 / 15:48]
 宗谷本線・下沼駅前

 駅前とは思えない風景だった。

[2003/09/22 / 15:57]
 下沼駅からパンケ沼へ徒歩で移動中。
 利尻富士がはっきり見えた。

 さい果てが近いことを予感させた。

[2003/09/22 / 16:13]
 サロベツ湿原のかなたに――巨大な三角形。
 パンケ沼(下沼)付近から見た利尻富士だ。

 途中、誰にも会わなかった覚えがある。
 貸し切りの風景だった。

[2003/09/22 / 16:23]
 パンケ沼(下沼)

「パンケ沼園地」に到着。

 湿原のように、木の遊歩道があった。
 左右の草に浸食されていた。

[2003/09/22 / 16:27]
 パンケ沼(下沼)

 太陽が真正面だった。

[2003/09/22 / 16:29]
 パンケ沼(下沼)と利尻富士

 沼といっても、湖のように広かった。
 印象的な風景として、私の記憶に刻まれた。

 下沼駅が失われれば、列車で来る選択肢はなくなる。遠い未来、もし来ることがあるならば、その時は車で訪れようと思う。

[2003/09/22 / 16:30]
 パンケ沼の夕暮れ

[2003/09/22 / 16:44]
 パンケ沼⇒下沼駅

 パンケ沼を後にした。
 下沼駅に続く、長いメインストリート。

[2003/09/22 / 16:59]
 下沼駅付近の牧場

 牛の注目を集めた。
 珍しい訪問客だったのだろうか。

[2003/09/22 / 17:13]
 名山台展望公園の夕暮れ

 サロベツ原野と利尻富士を望む

 左に輝くのは、先ほど訪ねたパンケ沼である。

[2003/09/22 / 17:53]
 宗谷本線・下沼駅

 紫の空の下、日が暮れようとしていた。
 こうして約2時間の「下沼観光」が終わった。

 ホームで稚内ゆきの列車を待った。

[2003/09/22 / 17:57]
 宗谷本線・下沼駅⇒豊富駅

 窓から利尻富士のシルエットが見えた。

 長い一日が、ゆっくり終わろうとしていた。