き |
マホジール町 |
マホジール帝国の帝都。リース町の東、マホル高原の中心にある。完全な政治・文化都市で、農業・商業はあまり盛んでない。昔は魔法研究で栄えたが、最近はメラロール市やモニモニ町への学者流出が目立つ。人口は約六千五百。 |
く |
ルドン伯領 |
マホジール帝国の北部にある町。ルドン伯爵が治めている。ウエスタル族が多く住んでおり、人口は約五千三百。マホジール町から街道沿いに少し南に進むとある。 |
け |
光の神殿 |
マホジール帝国の北部にある、創造神ラニモスをまつった神殿。マホジール町の南西、ルドン伯領を通り過ぎて街道沿いに進むとある。神殿長はノイ。 |
こ |
時の神殿 |
マホジール帝国の北東にある、古代の大遺跡。未だに全ては解明されていない。数々の財宝が眠っているといわれている。時の女神ティネアをまつっているとされる。 |
※ |
マホル高原 |
マホジール帝国・本国の北辺に広がる巨大な高原。風の森と中央山脈に囲まれた盆地。気候は冷涼で、年中過ごしやすい。マホジール町、ルドン町、光の神殿、時の神殿などがある。マホル高原を出て南へ行くと大森林がある。 |
さ |
大森林 |
マホジール町の南部にある森林地帯。古代は、現在でいう「死の砂漠」も森林地帯で、巨大な魔法帝国が栄えた。魔法帝国の滅亡により死の砂漠が発生、年々少しずつ北上しており、大森林の面積は漸減している。大森林は、古代の超魔法で作られたという説が有力。 |
し |
枯木の森 |
大森林と死の砂漠の間の地域。枯れた木が砂の中に立っている。将来的には砂漠化すると予想される。 |
す |
死の砂漠 |
マホジール帝国から南ルデリア共和国にかけての巨大な砂漠。未調査。恐ろしい地域。古代には魔法帝国が栄えた。魔法帝国の滅亡と同時に元々森林だったこの地域に砂漠が発生、現在も北に膨張を続けている。魔法帝国時代の遺跡(廃墟の町、ピラミッド)や、わずかに点在するオアシスの村があるという。 |
せ |
サーレア町 |
マホジール帝国南部に存在する町。サーレアステップの縁にある。主にウエスタル族が住んでおり、人口は約五千五百。 |
※ |
サーレアステップ |
地図でいうと、サーレア町付近から死の砂漠へと至る黄土色の地域全般をさす。死の砂漠の南部に広がっているステップ地域で、南ルデリア共和国とマホジール帝国にまたがっている。 |
そ |
ミラス町 |
マホジール帝国の南部にある、静かな港町。ウエスタル族が多く居住し、エスティア家の伯爵が代々治めている。帝国南部の文化・経済の中心地で、人口は約七千七百。サーレア町への街道はここを起点としている。 ルデリア小説『海モグラ』の舞台でもある。 |
た |
ミニマレス山脈 |
中央山脈の南部から南西の方向に分かれている、それほど高くはない山脈。マホジール帝国・本国と、ミニマレス侯国との国境に当たる。 |
ち |
エメラリア海岸 |
ジェミノ河からミラス町にかけての美しい海岸。暖かく過ごしやすい。貴族の保養地。 |
つ |
パルチ町 |
南ルデリア共和国の北部、リース河沿いにある港町。大きな街道沿いにあり、リース河を挟んだ対岸・リース公国への渡し船が定期的に運航されている。人口は約六千三百。そのほとんどはウエスタル族だが、少数ながらノーン族やリィメル族の姿も見られる。 |
て |
ズィートオーブ市 |
南ルデリア共和国の首都。経済・港湾都市。世界最大の人口を誇り、その数は十万とも二十万ともいわれる。市長は、国の代表でもあるクラウベルト・ズィートスン氏。市の旧称はロンゼ町といい、共和国独立の際に現在の名称に変更された。ズィートスン氏の都、という意味である。人口急増やスラム街、犯罪増加に悩む都市。 |
と |
リース河 |
風の森のはずれ、中央山脈に源流を発し、パルチ町などを潤して、リューベル町付近で西海に注ぐ河。リース公国と南ルデリア共和国、及びマホジール帝国・本国との国境を成している。農業用水として重要な位置を占める。 |
な |
リルデン町 |
南ルデリア共和国の中西部にある町。ウエスタル族が多く住む。かつては聖王のお膝元「聖王領」として栄えたが、経済基盤が弱くしだいに弱体化。南ルデリア共和国の独立に際し、ズィートスン氏の圧力に屈して併合された。現在の人口は約八千百人。ズィートスン氏との約束により、町の管理に関しては聖王の自治権が認められている。 |
に |
ハイム河 |
ハイム山脈より流れ出て、西海に注ぐ河。割と急流である。南ルデリア共和国のリルデン町を通り、旧聖王領の土地を潤している。 |
ぬ |
ハイム山脈 |
南ルデリア共和国の西部にある、なだらかな山脈。リルデン町を囲むように存在している(リルデン町の南西部から北東に進み、途中から北西に曲がっている)。ハイム山脈の西側が、旧聖王領である。ハイム山脈から、ハイム河が流れ出している。 |
ね |
メポール町 |
南ルデリア共和国南西にある。モニモニ町の北西の、モニモニ半島の付け根にある。人口は約九千六百。旧・リンドライズ侯国の侯都だった。 |
の |
リンドル町 |
南ルデリア共和国の南部、リンドライズ平野のほぼ中央にある町。農業が発展し、小さいが港もある。旧・リンドライズ侯国第二の都市として栄えたが、南ルデリア共和国への併合以来、影が薄くなってしまった。ウエスタル族がほとんどで、人口は約七千二百。 |
※ |
リンドライズ平野 |
南ルデリア共和国の南部に広がる平野。広々とした草地になっている。リンドル町を取り囲むようにして、東西に伸びている。農業に最適。 |
は |
ジェミノ河 |
リンドル町・リンドライズ平野を潤し、ミザリア海に注ぐ河。 |
ひ |
モニモニ町 |
モニモニ半島の先端にある港町。歴史は古く、周辺地域の経済的中心地として栄えてきた。南と北を結ぶ主要な航路上にあったことが幸いした。余財により高度な文化が発展し、魔法研究や教育の分野においては、メラロール市と並んで世界の最高水準を誇る。現在の人口は約一万五千。町長は、謎の多いモニモニ氏。かつてはウエスタリア自治領の飛び地にすぎなかった同町は、南ルデリア共和国独立の動乱の中で、政治的にも重要な位置を占めるようになる。若きモニモニ氏はそれに大きく貢献した。 ルデリア小説に登場しているルーグ、シェリア、リンローナらの出身地でもある。 |
ふ |
ヴァラス町 |
南ルデリア共和国南東。ヒムイル河の河口にある港町。エスティア朝ヒムイリア侯国の首都であったが、侯国は南ルデリア共和国に併合された。人口は約七千三百。 |
へ |
ヒムイル河 |
ルデリア大陸南部、南ルデリア共和国とマホジール帝国の国境となっている大河。ミザリア海に注いでいる。 |