■ 大井川鐵道・井川線の旅 ■

  - 目次 -

 (1) 金谷駅まで
 
 (2) 大井川鐵道・大井川本線(往路)
 
 (3) 井川線@ <千頭⇒尾盛>
 
 (4) 【秘境駅】 尾盛駅
 
 (5) 井川線A <尾盛⇒奥大井湖上>
 
 (6) 【秘境駅】 奥大井湖上駅
 
 (7) 井川線B <奥大井湖上⇒井川>
 
 (8) 【終着駅】 井川駅
 
 (9) 井川線C <井川⇒千頭>
 
 (10) 大井川鐵道・大井川本線(復路)
 
 (11) 帰路
 


 ■ (1) 金谷駅まで

[2017/04/29 / 07:05]
 東海道新幹線・新横浜駅

 GWの初日です。
 新横浜7:22発「ひかり461号」に乗車。

[2017/04/29 / 07:50]
 新幹線の車窓の富士山。
 今日は晴れそうです。

 手前の橋脚は……新東名?

[2017/04/29 / 08:49]
 東海道本線・金谷(かなや)駅

 静岡駅から浜松ゆきの各駅停車に乗り換えて、30分程。
 
 大井川鐵道の起点となる金谷駅に到着です。


 ■ (2) 大井川鐵道・大井川本線(往路)

[2017/04/29 / 08:59]
 大井川本線・金谷駅

[2017/04/29 / 09:18]
 大井川本線・神尾駅

 大井川の下流は川幅が広かったです。
 岸辺に [たぬきの里] 神尾駅がありました。


 ■ (3) 井川線@ <千頭⇒尾盛>

[2017/04/29 / 10:17]
 井川線・千頭(せんず)駅
 
 この駅で「ミニ列車」とも呼ばれる「井川線」に乗り換えました。今回の旅のメインです。

 軌間はJRと同じ1067mmですが、車輌はかつての森林鉄道のように小さく、一見すると遊園地の乗り物のようでした。

[2017/04/29 / 10:17]
 井川線・沢間(さわま)駅
 
 かつては寸又峡方面への「千頭森林鉄道」が、この駅から分岐していたそうです。

 駅舎の手前側のスペースが森林鉄道の線路跡と思われます。

[2017/04/29 / 10:58]
 井川線・アプトいちしろ駅

 次の「長島ダム駅」まで、現時点で国内唯一の「アプト式」鉄道として、ダム建設に伴う付け替え路線の90‰という急勾配を克服しています。後ろに「アプト式」の補助機関車を2両増結しました。
 右下に見えているギザギザのラックレールに、機関車の歯車を噛み合わせて進みます。

 新婚旅行で行ったスイスの登山鉄道を思い出しました。

[2017/04/29]
[動画]
 [車窓]アプトいちしろ駅⇒長島ダム駅
 (日本鉄道最急勾配90‰)

 現在、国内唯一の「アプト式」区間です。

 車掌さんの案内つき動画です。
 明るい新緑がまぶしかったです。

[2017/04/29 / 11:12]
 井川線・長島ダム駅

 ・アプトいちしろ駅 海抜396m
 ・長島ダム駅 海抜485m

 1.5kmで100m近く登ってきました。

 ここで列車の行き違いを行いました。

[2017/04/29 / 11:29]
 井川線・接岨峡(せっそきょう)温泉駅

 ここから終点の井川駅までは、台風の土砂崩れにより、2014年9月〜2017年3月10日まで2年半に渡って運休となっていました。
 崩れたのは閑蔵駅付近で、急峻な地形のため、復旧工事に時間が掛かったそうです。

 全線復旧から1ヶ月余り。こうして安全に乗れることに感謝しつつ、列車は更に北上します。


 ■ (4) 【秘境駅】 尾盛駅

[2017/04/29 / 11:37]
 井川線・尾盛(おもり)駅

 低いプラットホームが特徴的な井川線です。

 車掌さんが走ります!

[2017/04/29 / 11:38]
 井川線・尾盛(おもり)駅

 千頭方面です。

 駅は、深い山につつまれていました。山地が7割を占める日本らしい光景と言えるでしょう。
 元は井川ダム建設のための飯場があったそうですが、現在、住民はゼロです。ダムの建設に伴う木材輸送の補償(川で運搬⇒鉄道で運搬)の目的もあるため、駅を廃止できない状態のようです。
 

[2017/04/29 / 11:39]
 井川線・尾盛駅

[2017/04/29 / 11:41]
 井川線・尾盛駅

 井川方面です。

 家はない。
 人もいない。
 駅に通じる道もない――。

 第一級の“秘境駅”、尾盛駅です。

[2017/04/29]
[動画]
 超・秘境駅「尾盛駅」に行ってみた


 ■ (5) 井川線A <尾盛⇒奥大井湖上>

[2017/04/29 / 12:04]
 井川線・尾盛⇒接岨峡温泉


 ■ (6) 【秘境駅】 奥大井湖上駅

[2017/04/29 / 12:18]
 井川線・奥大井湖上駅

 展望台から見下ろした「奥大井湖上駅」です。
 湖の上にある駅として、観光客に人気でした。

 対岸には廃線の橋梁がくっきりと……。

[2017/04/29 / 12:22]
 井川線・奥大井湖上駅

 金谷駅で購入した「大井川ふるさと弁当」(1,080円)を食べました。ポストカード付きです。途中での食料調達が困難だったので、朝のうちに買っておいて良かったです。

[2017/04/29 / 12:55]
 井川線・奥大井湖上駅

[2017/04/29]
[動画]
 奥大井湖上駅 湖を渡る列車

[2017/04/29 / 13:14]
 井川線・奥大井湖上駅


 ■ (7) 井川線B <奥大井湖上⇒井川>

[2017/04/29 / 14:08]
 奥泉ダム

 ものすごい山の中の、奈落の底にダムがありました。クレーンで資材を下ろしているそうです。

[2017/04/29 / 14:15]
 井川ダム

 井川駅に到着する直前、井川線の建設理由であった「井川ダム」の全貌が望めました。

 井川ダムは1957年(昭和32年)に完成した中空重力式コンクリートダムで、高さは103.6mに達する日本でも有数のダムです。

 ダム湖は「井川湖」と呼ばれています。


 ■ (8) 【終着駅】 井川駅

[2017/04/29 / 14:33]
 井川湖

[2017/04/29 / 14:38]
 井川線・井川駅

 井川本村(かつての井川村の中心地。現在は静岡市葵区に所属!)までは数km離れています。

[2017/04/29 / 14:39]
 井川線・井川駅


 ■ (9) 井川線C <井川⇒千頭>

[2017/04/29 / 14:55]
 旧・亀久保信号場
(井川線・井川⇒閑蔵)

 奥泉ダムの、はるか上にあります。
 ここから資材を下ろしていたようです。

[2017/04/29 / 15:13]
 井川線・閑蔵⇒尾盛

 関の沢橋梁

 水面からの高さは約100m。
 窓から見下ろすだけで身体がすくみました。

 高千穂橋梁(高千穂鉄道)が廃止されてからは、営業線では日本一高い鉄道橋となっています。

[2017/04/29 / 15:14]
 井川線・閑蔵⇒尾盛

 深い山の中で、謎めいた線路が右側に分岐していました。他方、私の乗っていた井川線側はトンネルに入りました。

[2017/04/29 / 15:28]
 井川線・奥大井湖上⇒ひらんだ

 接岨湖(長島ダム湖)

[2017/04/29 / 15:48]
 井川線・長島ダム⇒アプトいちしろ

 長島ダムです。

 しぶき橋の近くに、かつて「大加島仮乗降場」があったそうです。


 ■ (10) 大井川鐵道・大井川本線(復路)

[2017/04/29 / 16:45]
 大井川本線・千頭駅

[2017/04/29 / 17:57]
 大井川本線・新金谷駅

 大井川鉄道の拠点駅となっている新金谷駅には、多数の古い車輌が配置されていました。
 SL(C12-164号機)が転車台(ターンテーブル)に乗っていました。


 ■ (11) 帰路

[2017/04/29 / 19:17]
 東海道新幹線・三島駅

 夕食のため、下車しました。

[2017/04/29 / 21:54]
 東海道本線・藤沢駅

 湘南電車のキオスクがありました。

 ここで更に乗り換えて帰宅しました。