(C)Ryo Akizuki
KeY: 夢の世界

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「このお話の続きは、また明日ね……」

 すやすや……。

 四歳のリンローナは、

 いつの間にか静かな寝息を立てていた。

 母の膝の上にちいさな頭をのせて、

 夢の世界へと墜ちていく。

 いつもの、お昼寝の時間。

 冬の太陽は限りなく優しく、

 母と娘とを包んでいた。



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 迷 子     おかあさん

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