「このお話の続きは、また明日ね……」 すやすや……。 四歳のリンローナは、 いつの間にか静かな寝息を立てていた。 母の膝の上にちいさな頭をのせて、 夢の世界へと墜ちていく。 いつもの、お昼寝の時間。 冬の太陽は限りなく優しく、 母と娘とを包んでいた。
★STORYs-ルデリアの全体像