2013年12月の幻想断片です。
曜日 |
月 |
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土 |
夢 |
気分 |
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× |
△ |
− |
○ |
◎ |
☆ |
12月24日− |
あの夜空のかなたに
強く確かにきらめくのは
北の一等星でも、
雪のひとかけらでもない
この日の思い出と
新たなる想い
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12月20日− |
[雨雪幻想(2)]
あれは“雨”ではなかった
けれど“雪”にもなりきれなかった
風に吹かれて目の前をゆく
みぞれたちが愛おしかった
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12月18日− |
[雨雪幻想(1)]
あの雨は間に合わないが
遅れてやってくる雨粒たちは
氷の精霊の力を借りて
雪になれるだろうか
灰色の空はいつ夕暮れか分からない――
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12月 1日− |
灯火に浮かび上がる紅葉は
怖いほどに麗しい茜色で
この季節の夕映えのごとく
痛ましいほど鮮やかな色
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