い |
ミグリ町 |
メラロール王国北西部にある町。メラロール市から街道上を北に進むとある。緑の多い静かなたたずまいで、治安状態はきわめて良好。文化度も高い。町長はロシ氏。人口は約九千五百。ケレンス、タックの出身地。 |
お |
白露の森 |
「しらつゆのもり」と読む。メラロール王国ミグリ町の東に広がる静かな森。妖精族(主にメルファ族)が住んでおり、妖精族の居住指定地域になっている。そのため、人間が勝手に入るのは禁じられている。 |
か |
フォトス村 |
メラロール王国の北東、中央山脈の麓にある小さな山村。人口は約一千。村人は農業と手工業とで細々と生計を立てている。 |
き |
メラロール市 |
メラロール連合王国、およびメラロール王国の王都。均整のとれた街作りを進めている。郊外にはラディアベルク王家の住む、偉大なる王宮がある。人口は約二万七千人だが、周辺の衛星都市(トゥーリア町、ラファプール町、ルアンヌ町など)を含めると相当な規模になる。メラロール市は世界的にも文化・芸術・魔法・教育分野で最先端を走っており、学者が多く住んでいる。研究のため、マホジール帝国から移住するものも後を絶たない。王国側も積極的に文化を養護しているので、今後の発展が期待される。町中をラーヌ河が流れ、海に注ぐ。港湾も発展し、ヒトだけでなくモノとカネが集まる。治安も最高レベルである。冬は雪が積もるため、家々の屋根は角度の急な切妻型である。魔術師ギルドが発展している。街道上にあり、陸上交通も盛ん。犯罪防止のため、人口抑制に力を入れ、移民はなるべく衛星都市へ送るようにしている。 |
く |
ラーヌ河 |
中央山脈を源とし、サミス村・セラーヌ町を通り、メラロール市で海に注ぐ大河。メラロール王国では「母なる河」と呼ばれている。 |
け |
セラーヌ町 |
メラロール王国内陸の町。メラロール市からラーヌ河沿いに上流に進んだ所にある。町の名前は、「ラーヌ河沿い」の意。水車の町として有名で、小麦作りがさかん。人口は約七千五百。そのほとんどがノーン族。レオン侯が治める。「ラーヌ三大侯都」の一つに数えられている。 |
こ |
サミス村 |
メラロール王国の東部にある林業の村。貴族の避暑地としても有名で、ラーヌ河の上流にある。領主はトワイラ男爵。高原の村で、人口は約三千。山奥の村。セレニア家の経営する「すずらん亭」がある。 |