■ 宗谷本線 全駅 2020秋 ■

  - 目次 -
 
 (1) 旭川〜和寒〜名寄
 
 (2) 名寄〜美深〜音威子府
 
 (3) 音威子府〜幌延〜稚内
 
 (4) 番外編(駅めぐり)
 


 ■ (1) 旭川〜和寒〜名寄 ■

 とても久しぶりに「JR宗谷本線」に乗車しました。
 今回は特急ではなく、キハ54の鈍行列車に揺られました。

 約260kmの路線ですが、刻々と変化する車窓は全く飽きることがなかったです。
 たっぷりと時間を掛けて、私なりの「究極の贅沢な旅」を満喫しました。

 ただし、北国の秋は日が短く、美深〜音威子府間は日没後の走行となりました。

 以前に比べるとカメラのメモリーに余裕があり、大量の撮影が可能になっています。
 なお、撮影時は出来るだけ運転手さんや他のお客さんの迷惑にならないように心がけました。
 
※この旅の全体については 《北の大地紀行2020 道北特別》 をご覧ください。
 

[2020/10/18]

[動画]
 抜海→南稚内 海側の車窓
 (JR宗谷本線)キハ54

 利尻富士はお預け気味だったものの、鉄道から見えるのは珍しい「北海道の日本海」と、雨上がりの秋晴れ、クマザサの丘を楽しめました。

[2020/10/17 / 13:48]
 [A28] 函館本線/宗谷本線・旭川駅

 単行のキハ54、音威子府ゆきです。

[2020/10/17 / 14:04]
 [A29] 宗谷本線・旭川四条駅

 都会のような電化複線の高架駅。

 かつて旭川電気軌道の乗換駅でした。

[2020/10/17 / 14:06]
 [A30] 宗谷本線/石北本線・新旭川駅

 石北本線の分岐駅です。

 古びた立派な駅舎でした。

[2020/10/17 / 14:10]
 北旭川駅(貨物駅)

 乗務員交代用の乗降場?

[2020/10/17 / 14:10]
 旭川運転所

 H100形気動車(DECMO)

[2020/10/17 / 14:11]
 北旭川駅(貨物駅)

 後方展望です。

[2020/10/17 / 14:13]
 [W31] 宗谷本線・永山駅

 永山駅で折り返しの区間列車も有ります。

 ここまでが旭川市街地という印象でした。

[2020/10/17 / 14:18]
 [W32] 宗谷本線・北永山駅

[2020/10/17 / 14:23]
 [W33] 宗谷本線・南比布駅

 高架道路(R40)の近くにあった小駅

[2020/10/17 / 14:27]
 [W34] 宗谷本線・比布駅

 ピップエレキバンのCMで使われた比布駅

[2020/10/17 / 14:32]
 [W35] 宗谷本線・北比布駅

 仮乗降場スタイルの北比布駅

[2020/10/17 / 14:37]
 [W36] 宗谷本線・蘭留駅

 上下線のホームがずれている蘭留駅

[2020/10/17 / 14:46]
 [W37] 宗谷本線・塩狩駅

[2020/10/17 / 14:47]
 [W37] 宗谷本線・塩狩駅

 有効長の長い塩狩駅。
 印象に残る駅です。

 三浦綾子氏『塩狩峠』は若い頃に読了。

[2020/10/17 / 14:55]
 [W38] 宗谷本線・和寒駅

 わっさむ。

 和寒と問寒別は、冬は特に寒そうな印象です。
(内地の者が字面を見た時の勝手なイメージ!)

[2020/10/17 / 15:00]
 [W39] 宗谷本線・東六線駅

 大自然の小さな駅

 こういう「〜線」は開拓時代以来の北海道らしい地名ですね。四号線駅(湧別支線)とか。

[2020/10/17 / 15:05]
 [W40] 宗谷本線・剣淵駅

 かなり大きな街でした。

 特急が停まらないのが不思議な位です。

 この駅は開業120年を迎えました。

[2020/10/17 / 15:11]
 [W41] 宗谷本線・北剣淵駅

 いわゆる「秘境駅」でしょうか。

 国鉄時代の特定地方交通線の「仮乗降場」は
 こんな雰囲気だったのかな――と、
 想像の広がる北剣淵駅です。

[2020/10/17 / 15:16]
 [W42] 宗谷本線・士別駅

 特急に乗ると、旭川から士別までは2駅です。
 大きな駅ですが、何となく寂しさも感じました。

 かつては士別軌道が分岐していました。

 士別駅も2020年で開業120年とのことです。

[2020/10/17 / 15:21]
 [W43] 宗谷本線・下士別駅

 駅舎に掲げられた「しもしべつ」という平仮名が、何となく可愛らしい下士別駅。
 
 

[2020/10/17 / 15:25]
 [W44] 宗谷本線・多寄駅

 屋根の形が一風変わっている多寄駅。

 かつて、多寄(たよろ)村がありました。

 今でも、それなりの規模の集落があります。

[2020/10/17 / 15:29]
 [W45] 宗谷本線・瑞穂駅

 踏切のそばにある瑞穂駅。

 自転車が一台。

[2020/10/17 / 15:34]
 [W46] 宗谷本線・風連駅

 風連の町は、かなり大きかったです。
 2006年に名寄市と合併。

 風連という地名を聞くと、道東の別海町の風連湖や、簡易軌道の上風連等を想起します。アイヌ語ではメジャーな地名なのでしょうね。
 フーは「赤」の意味と言われています。フー系の地名では枝幸町風烈布がインパクトあります。

[2020/10/17 / 15:40]
 [W47] 宗谷本線・東風連駅

 次が名寄駅です。

[2020/10/17 / 15:43]
 SLキマロキ編成

 2009年に近くで見ました。

[2020/10/17 / 15:46]
 [W48] 宗谷本線・名寄駅

 道北の拠点駅、名寄駅です。
 通り雨が降ったようですが、やんでいました。

 この列車が50分ほど停車している間に、後から来る「快速なよろ3号」に追いつかれます。

 かつて名寄本線と深名線が分岐していました。


 ■ (2) 名寄〜美深〜音威子府 ■

 この日の名寄市の日没は16:43でした。

 一旦、途中下車して買い出しに行きました。
 

[2020/10/17 / 16:33]
 [W48] 宗谷本線・名寄駅

 定刻通り、キハ40の「快速なよろ3号」が接続。

 名寄駅は立派な駅舎で、屋根が特徴的です。

[2020/10/17 / 16:42]
 [W49] 宗谷本線・日進駅

 次の(臨)智東駅は2006年3月に廃止。

[2020/10/17 / 16:53]
 [W50] 宗谷本線・北星駅

 木造の待合室が年季入っている北星駅。
 
 

[2020/10/17 / 16:55]
 [W51] 宗谷本線・智恵文駅

 車掌車をリニューアルした智恵文駅。

 1954年まで智恵文村がありました。

[2020/10/17 / 16:59]
 [W52] 宗谷本線・智北駅

[2020/10/17 / 17:03]
 [W53] 宗谷本線・南美深駅

[2020/10/17 / 17:06]
 [W54] 宗谷本線・美深駅

 かつて美幸線が分岐した美深駅。

 撮影条件が厳しくなってきました。

[2020/10/17 / 17:12]
 [W55] 宗谷本線・初野駅

 窓を開けたので綺麗に撮影できました。

 キハ40・54が引退したら、窓を開けての撮影は難しくなるのでしょうか?

[2020/10/17 / 17:17]
 [W56] 宗谷本線・紋穂内駅

 貨車駅(車掌車)の紋穂内駅。
 なかなか良い雰囲気でした。

 フラッシュは使わず、カメラの感度を上げて撮影しています。

[2020/10/17 / 17:26]
 [W57] 宗谷本線・恩根内駅

 存続の決まった恩根内駅。

[2020/10/17 / 17:32]
 [W58] 宗谷本線・豊清水駅

 人の住んでいる気配がなく、信号場のようだった豊清水駅。列車交換が可能です。

[2020/10/17 / 17:37]
 [W59] 宗谷本線・天塩川温泉駅

 駅の周りは、ひっそりとしていました。
 天塩川温泉までは少々歩くようです。

 元は「南咲来仮乗降場」という名前でした。

[2020/10/17 / 17:41]
 [W60] 宗谷本線・咲来駅

 個人的に、響きの好きな咲来駅。
 アイヌ語の「サク・ルー」は、夏の道。アイヌの方たちは、この辺りを往来する際、夏場は咲来峠を使っていたとの事です。
 この咲来駅は咲来峠・本幌別経由で歌登方面に向かう「道道220号歌登咲来停車場線」の起点でもあり、咲来は今でも峠の麓の集落という印象です。音威子府村(旧称・常盤村)の中心地は、もともと咲来周辺にあったようです。


[2020/10/17 / 17:54]
 [W61] 宗谷本線・音威子府駅

 音威子府駅の1番線に到着しました。
 かつて天北線が分岐した道北の要衝です。

 キハ54は9分の休憩の後、4328D列車として名寄に戻ります。

 音威子府で途中下車。続きは明日です。


 ■ (3) 音威子府〜幌延〜稚内 ■

 翌朝、音威子府始発の4321D列車で、日本最北端の駅・稚内を目指します。
 

[2020/10/18 / 05:37]
 [W61] 宗谷本線・音威子府駅

 音威子府始発の列車は、早朝に名寄から回送、という運用のようです(夜間滞泊ではなかった)。

 時刻表上は5:33発ですが、この日は鹿と衝突のため、10分程遅れてのスタートとなりました。

 日曜の始発列車。乗車したのは私だけでした。

[2020/10/18 / 05:51]
 [W62] 宗谷本線・筬島駅

[2020/10/18 / 05:53]
 車窓の天塩川

←筬島  佐久→

 天塩川の雄大な景色が広がりました。

 筬島駅から、次の佐久駅までは18km。
 ほぼ無人の領域を、列車はひた走ります。

 かつて存在していた途中駅「神路駅」(神路信号場)がどこにあったのかは特定できませんでした。

[2020/10/18 / 06:09]
 [W63] 宗谷本線・佐久駅

 中川町に入りました。

 急行列車が一部停車していた佐久駅。
 無人化されて久しいです。

[2020/10/18 / 06:18]
 [W64] 宗谷本線・天塩中川駅

 天塩中川駅の立派な駅舎、すっかり失念していました。以前はこの駅で乗降する中川商業高校の学生さんが多かった印象ですが、2013年閉校。

[2020/10/18 / 06:27]
 [W65] 宗谷本線・歌内駅

 貨車駅です。

 歌志内・歌登・歌越のウタは「砂」の意味ですが、歌内の語源は「ウツナイ」、意味は「肋骨-川」ではないかという説があります(北海道 環境生活部 アイヌ政策推進室『アイヌ語地名リスト』より)

 天塩中川〜歌内駅間には2001年まで下中川駅がありました。何となく「ここかな?」と思える踏切を、あっという間に通過しました。

[2020/10/18 / 06:34]
 [W66] 宗谷本線・問寒別駅

 リニューアル貨車駅です。

 それなりの大きさの集落がありました。
 特急が停車しても違和感がなさそうです。

 1971年まで幌延町営軌道との乗換駅でした。
 という訳で、ここから幌延町に入ります。

[2020/10/18 / 06:37]
 [W67] 宗谷本線・糠南駅

 いわゆる“秘境駅”と呼ばれる糠南駅。

 幌延町が費用負担して存続しています。

 待合室が倉庫なのが特徴的です。

[2020/10/18 / 06:45]
 [W68] 宗谷本線・雄信内駅

 ここで列車交換しました。

 ちなみに音威子府を発車以来、ここまで乗降はゼロです。日曜の朝とはいえ、厳しい……。

 民有地を通らないと行けなかった「上雄信内駅」は2001年に廃止済みです。あれから19年が経過し、こちらの「本家」雄信内駅も人の気配がなく、信号場のような雰囲気でした。

[2020/10/18 / 06:53]
 [W69] 宗谷本線・安牛駅

 2021年3月に廃止見込みの安牛駅。ここで私の貸切列車は終了し、2名の方が乗車されましたが、両方とも鉄道ファンのようでした。

 確かに私もいくつかのプランの中で、稚内始発から安牛下車で折り返し、幌延駅から沿岸バスで留萌方面、というのも考えていました。

 集落跡と思われる、まっすぐな道が印象的。

[2020/10/18 / 06:56]
 [W70] 宗谷本線・南幌延駅

 ここも板張りホームでした。

 なぜ全駅の写真を撮るのか?
 自分の意思で撮影した写真が1枚でもあると、色々なことを思い出すきっかけになります。
 なかなか簡単には行けない所だけに、普段から情報だけは蓄積されています。その状態で現地に赴き、五感を研ぎ澄ませると、色々なことが記憶に深く刻まれます。時間が経過した時、写真はその時の感覚を思い出す手がかりになります。

[2020/10/18 / 07:00]
 [W71] 宗谷本線・上幌延駅

 しかしながら、特色ある宗谷本線の駅の中で、南幌延駅と上幌延駅はかなり地味な存在だと思います。名前も似ているし、どうにも確かな記憶がありません。どちらも利用者は僅少です。

 上幌延駅の待合室は車掌車でした。

[2020/10/18 / 07:06]
 [W72] 宗谷本線・幌延駅

 昭和62年まで羽幌線が分岐していました。
 国鉄時代最後の廃線です。

 次の南下沼駅は2006年に廃止。

[2020/10/18 / 07:15]
 [W73] 宗谷本線・下沼駅

 えっ!? 仰天しました。
 ボロボロだった貨車駅に顔が……。

 パンケ沼の最寄り駅、下沼駅です。

 私にとっては2003年に下車したことのある思い出の駅ですが、今の減便ダイヤでは、もう気軽に降りて観光することは叶いません。

[2020/10/18 / 07:24]
 [W74] 宗谷本線・豊富駅

 音威子府を発車して以来、最大の乗車(10名ほど)がありました。皆さん地元の方のようでした。

 次の列車は11:16ですから、鉄道利用で朝一番で稚内に行くには、この列車に乗るしかないです。
 

[2020/10/18 / 07:29]
 [W75] 宗谷本線・徳満駅

 サロベツ湿原を見下ろせる「宮の台展望台」が徒歩圏内です。

 かつて立派な木造駅舎で知られていましたが、撤去されて久しいです。

 次の芦川駅は2001年7月に廃止。

[2020/10/18 / 07:39]
 [W76] 宗谷本線・兜沼駅

 列車交換が可能な駅です。駅舎の反対側には兜沼が広がります。

 兜沼・勇知は小さな集落ですが、稚内へ向かう人の流れがあったように記憶していました。しかし日曜の朝では動きが鈍いようで、乗降はなかったと思います。

[2020/10/18 / 07:45]
 [W77] 宗谷本線・勇知駅

 車掌車リニューアル駅です。

 駅前には集落がありました。

[2020/10/18 / 07:54]
 [W78] 宗谷本線・抜海(ばっかい)駅

 抜海や あゝ抜海や 抜海や……

♪アルプスの牧場♪
 夜行特急「利尻」のあった頃、朝一番の車掌さんのアナウンスは「おはようございます。当列車は先ほど定刻通りに抜海駅を通過いたしました。あと10分ほどで南稚内です」という記憶があります。
 抜海。アイヌ語から来ている地名ですが、最果てに相応しく、雄大で旅情を誘う響きです。いよいよ旅のフィナーレが近づいてきました。

[2020/10/18 / 08:07]
 [W79] 宗谷本線・南稚内駅

 稚内市街に入りました。
 初代の稚内駅、現在の南稚内駅です。

 音威子府で分岐した天北線は、この南稚内駅で再び合流していました。天北線は1989年廃止。

[2020/10/18 / 08:14]
 [W80] 宗谷本線・稚内駅

 最北端の駅、稚内に到着しました。

 2011年に新しい駅舎が開業して以来、初めての訪問で、だいぶ変わったなと思いました。
(前回の訪問は2009年

 こうして滞りなく、宗谷本線を改めて完乗できました。関係者の皆様に深く感謝を申し上げます。

[2020/10/18 / 08:24]
 [W80] 宗谷本線・稚内駅

 Fin.


 ■ (4) 番外編(駅めぐり) ■

 ペーパードライバーの私がレンタカーを借りて、3年ぶりに車を運転。
 安全運転を最優先に、いくつかの駅をピックアップして「駅巡り」を敢行しました。
 というわけで、宗谷本線の旅の番外編です。
 

[2020/10/18 / 14:22]
 [W61] 宗谷本線・音威子府駅

 およそ9時間ぶりに帰ってきた音威子府駅です。

[2020/10/18 / 14:24]
 [W61] 宗谷本線・音威子府駅

 最近、展示が充実したという「天北線資料室」を拝見しました。昼間に寄れて良かったです。

[2020/10/18 / 14:51]
 [W60] 宗谷本線・咲来駅

 響きの好きな「さっくる」駅。
 かつて音威子府市街より栄えていた咲来駅は、長いメインストリートの一番奥にありました。
(車のナビ無しでは、たどり着けない……)

 改めて周りの様子が分かりました。
(昨日の乗車時は夕方で、かなり暗かったので)

[2020/10/18 / 15:05]
 [W58] 宗谷本線・豊清水駅

 咲来から先は時間を見計らいながら、いくつかの駅に立ち寄りました。

 国道から分岐し、踏切を越えて、1車線の砂利道に……。水たまりの水をはねて進むと、やがて廃集落?の片隅に豊清水駅がありました。

[2020/10/18 / 15:08]
 [W58] 宗谷本線・豊清水駅

←天塩川温泉  恩根内→

 何やら車が数台停まっており、先客がいらっしゃる様子。3分ほど経過すると、特急「サロベツ1号」が登場し、皆さんがカメラを向けました。
 ここで「サロベツ4号」と行き違うのですね。

[2020/10/18 / 15:10]
 [W58] 宗谷本線・豊清水駅

 時刻表を見ずに来た私としては大変ラッキーだったのですが、突然警戒のパトカーが通ったりでピリピリした雰囲気に驚きました……。
 レンタカー屋の「最近、駐車禁止が厳しいです」という言葉が脳裏をよぎり、列車交換を見るのは諦めて、そそくさと立ち去りました。
 車で砂利道を走り始めたら、右上の線路を上りの「サロベツ4号」が走ってくるのが見えました。

[2020/10/18 / 15:39]
 [W56] 宗谷本線・紋穂内駅

↑恩根内  初野↓

 駅の時刻表を見ると、もうすぐ各駅停車が来そうだったので、ここは待ってみました。名寄発・稚内ゆきの4327D列車もキハ54の単行でした。

 この写真を撮っている時も、実は周囲に何人か撮影の方がいらっしゃいました。

[2020/10/18 / 15:40]
 [W56] 宗谷本線・紋穂内駅

←恩根内  初野→

 2021年3月、この駅は廃止される予定です。
 長らくのご活躍、お疲れ様でした……。

[2020/10/18 / 15:56]
 [W54] 宗谷本線・美深駅

←初野  南美深→ 東美深(廃)→

 色々と思い出のある美深駅に到着しました。

 夜行特急「利尻」を深夜に降りて、北海道の内陸部の寒さに震えた9月末の早朝。朝の気温が3度まで下がって驚いた記憶があります。

[2020/10/18 / 16:00]
 [W54] 宗谷本線・美深駅

 美幸(びこう)線の展示室が開いてました!

[2020/10/18 / 16:00]
 [W54] 宗谷本線・美深駅

 2020年10月現在、解放時間内であれば自由に見学できるようになっていました。

(一時期(2000年代前半)は駅員さん同伴でないと見学できない頃もありました)

[2020/10/18 / 16:01]
 [W54] 宗谷本線・美深駅

 美幸線の部分開通時、暫定的な終着駅だった仁宇布(にうぷ)駅の資料も多く残されています。

 歌登経由で北見枝幸までの延伸工事が進んでいたものの、開業できず、そのまま永遠の終着駅になりました。仁宇布駅周辺はその後、廃線跡を利用した「トロッコ王国」として人気があります。

[2020/10/18 / 16:03]
 [W54] 宗谷本線・美深駅

 未開業(未成線)部分の模型です。

 志美宇丹駅、上徳志別駅、北見大曲駅――。
(しびうたん)

 実際に開業した所を見てみたかったです。

[2020/10/18 / 16:04]
 [W54] 宗谷本線・美深駅

「美幸線 日本一赤字脱出記念」
 1977年8月、私の生まれる前です。
 九州の「添田線」とワースト争いをしていました。

 当時の長谷部秀見町長が銀座で美幸線の切符を売る等の「奇策?」が功を奏し、日本一の赤字(営業係数)を脱出したようです。
(詳細は『日本一赤字ローカル線物語』参照)

[2020/10/18 / 16:23]
 [W53] 宗谷本線・南美深駅

 2021年3月に廃止予定の南美深駅に来ました。

[2020/10/18 / 16:24]
 [W53] 宗谷本線・南美深駅

↑美深  智北↓

 いわゆる「板張り」のホームでした。

[2020/10/18 / 16:26]
 [W53] 宗谷本線・南美深駅

 待合所は広くてキレイでした。

 掃除が行き届いていました。

[2020/10/18 / 16:33]
 [W52] 宗谷本線・智北駅

↑南美深  智恵文↓

 ついでに智北駅に寄ってみました。
 元・仮乗降場です。

 ホームの幅が狭かったです。
 雪が積もったら怖いかも。

[2020/10/18 / 16:33]
 [W52] 宗谷本線・智北駅

↑智恵文  南美深↓

 周囲にあまり人家は見えませんでしたが、この駅は存続対象です。JR北海道の発表によると、2021年度より自治体(名寄市)による維持管理に移行するとのことです。

 この後、日が暮れる前に何とか名寄市街に到着し、投宿しました。暗くなる前に着きたかったので、智恵文と北星は残念ながら通過――。

[2020/10/19 / 18:02]
 [A28] 函館本線/宗谷本線・旭川駅

 翌日、旭川駅に帰ってきました。

 2010年に高架化され、雰囲気が変わりました。

 あとは空港に行って、帰るだけ。
 バス停で旭川空港ゆきのバスを待ちました。